フィリックス(愛知県名古屋市)は2025年9月期の売上高が108億8,300万円となり、前期71億6,225万円から37億2,000万円増(151.9%)で過去最高を更新しました。節目として協力企業を招く表彰会「FELIX AWARD 2025」も初めて開き、事業方針の共有とパートナー3社の表彰を行いました。伸長の背景にあるのは、投資用新築アパート「Jack」の販売拡大です。独自の高遮音床構造「Ffine50」で床衝撃音性能がLH50/LL50相当とされ、騒音トラブル低減による空室リスク抑制を訴求しています。標準仕様でZEH-M Oriented(共同住宅の省エネ基準)に対応し、断熱等性能等級5、一次エネルギー消費量等級6、住宅版BELS★4を掲げます。2025年度は完工棟数を年100棟から135棟へ増やし、東京本社を起点に関東(東京・埼玉・神奈川・千葉)へ供給を広げる計画です。さらに木造建設の工業化を進める「FELIX工法7.0」では、敷地約8,300㎡の常滑工場を2026年4月に稼働予定で、工期短縮や品質均一化を見込むとしています。今後は関東展開と工場稼働の進捗が、成長の持続性を左右しそうです。

source: PR TIMES

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